2014/04/24

Did you forget?

ほんとにロンドンでは何が起こるかわからないなーって実感してます。
このブログを見てくれていた人が、なんと学校の同じクラスに!!!
そんな偶然ってあるんだー!ってビックリ。
なので学校にはアジア人が増え始めました。
いまだ、少数派ですが。


イギリスに来て、ちょうど2ヶ月目のお話。

Stratfordというところに、ヨーロッパでいちばんデカいショッピングセンターがあるらしく、
同じクラスだったRaquel(Fromスペイン)が「知らないの!?」ってかんじで教えてくれました。
今度行こうよ!って話になったんだけど、ちょうど私がイタリアに行く時期とかぶったので、別の日にまた行こうねってことで、先日行ってきました。
(というか当日まで、私はトルコ料理を食べに行くんだと思ってたんだけど、結果ショッピングセンターに行くことになっていた笑)

ここです。
行きたいと思って写メ撮ったはずなのに忘れていた…。
ほんとにヨーロッパ最大かよと思ってたけど、ほんとにデカかった!
ここに行けばなんでも揃う。
幕張のイオンの比じゃないかもしれん!笑
駅もめちゃくちゃデカくて綺麗で、オリンピックパークも近くみたい。


このときに、「日本語でMy dearって何て言うの?」って聞かれて困りました。
それに値する言葉ってないよね?
愛しの人?うーん、なんか変。
日本語ってなんて冷たい言語なんだと思った。


いまだにピザを1人で1枚食べ切るのが信じられない。

スペインもサウジアラビアも情熱の国らしい。
日本を出発するときに、お父さんお母さんは「いってらっしゃい」しか言わなかったよって話になったら、やっぱり信じられない!って。
もちろん、「いってらっしゃい」の裏にはいろんな気持ちがあるんだろうけど。
家族の話になって、Raquelは自分の妹の話をしてくれました。
しかも泣きながら。
英語を話す能力も、英語を聞く能力も、お互いに発展途上だから完璧に意味がわかったわけではないけど、言おうとしてることの意味はわかりました。
聞き取れる単語を拾いとって意味を推測して、ってかんじだけども。
どうしても表現がつたなくなってしまうけど、もしこれが、彼女の母国語のスペイン語で話されてて、私もスペイン語を理解できたら、もっと細部まで感情がわかったら、
っていうことを想像して聞いてたら、なんて悲しいストーリーで、どれだけ強い人なんだろうと思った。
心から、翻訳こんにゃくが欲しいと思った日でした。

翌日は、彼女が学校に来る最後の日でした。
そういえばご飯代、払ってもらっちゃったなーって思い出して、
お金返すついでにお手紙でも書いてみよう!と思いつきました。
休憩時間に手紙渡して、帰りにもう一回会いました。
そしたら手紙読んでくれてて、これでコーヒーでも飲んでって中に入れてたお金返してくれました。
あなたの綺麗な字が大好きよ、文法は出来てると思うから、しゃべるのを頑張りなさいねって言ってくれました。
また泣きながら。
ほんとにスペイン人はよく泣くんだから!
夏に時間があったらスペインに来てね、プライベートプールのある大きなお家があるから!って。
ハグしてキスしてお別れ。
同じ2月17日生まれのRaquelとのお別れでした。
また会えるといいな、できたらスペインで。
そのときには、私ももっと英語しゃべれるようになっていたい。

もっと通じ合えたらいいのになーってすごく思う。
表面的なことしか聞けないし、言えないから、
自分が何を考えてるとか、日本語で話すような曖昧な表現がないから(知らないから)、
深いところまで行けないのがもどかしいね。


そして、その日はバイトだったので、そのままバイトへ向かいました。
バイトが私の邪魔をする(笑)
しかし、その日はバイト仲間がイベントを主催する日だったので行って来ました。
Denmark Streetという、ロンドンでいちばん有名な楽器屋さんが集まる通りにて。
けいおんにも出て来たらしい。

残念ながらその人の演奏は終わっちゃってたんだけど、
行ったらちょうど演奏が始まったバンドがめっちゃくちゃ良くて!
Signals.ってバンドです⇒★★★
(ここから音源視聴できるからぜひ!購入もできるけどポンドでしか支払えないのかな…でも全曲フルで視聴できるから)
動画も貼っておこう!


ベースの人がめちゃくちゃかっこ良くて!!笑
ボーカルの人もすっごい可愛くて!!声も良くて!!
しかも超変拍子で、私のバカな頭じゃどんなリズムかわかんないの(笑)
音も自分が好きなかんじで、すっごく気に入った!
(みんなもきっと気に入ると思う!笑)

演奏終わったあとに、よし!と思って話しかけに行ってみた。
(そう、演奏後に良かったよって話しかけられてイヤな気持ちになる人は居ない!)
「どこでCD買えるの?」ってきいたら、持って来てくれた。
5ポンドって言ったから即買い!
イギリスに来て初めてCD買ったよ。
初めて来た?ってきかれて、気に入ったからまた見に来るね!って言ったら、ボーカルの人ハグしてくれたー!!

私のお気に入りの曲。Recuperateって曲。
ライブでも、この曲がすごく印象に残ったのだ。
変拍子なのに、その上でよく歌えるなーって思う。

この動画、ちょっと音が悪いけど…。
ほんとに100回くらい聞いたんじゃないかなってくらい聞きまくってる。
日本人(HYDE笑)が歌う英語とはやっぱり全然違う。
次、ロンドンでライブあったら絶対行く!!
イベント主催者の彼に感謝!
私より若いのに負けてられん!


イギリスに来てちょうど2ヶ月目の夜でした。
この2ヶ月、ほんとにいろんなことがあって、これをあと12回分繰り返すのかと思うと…笑
毎日書いてる日記帳、欄が足りないくらいです。


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2014/04/21

I dare say I'm lucky

イタリア日記を書いてる間に、それはそれはいろんなことがありました。


学校に、それも同じクラスに、韓国人のチャン君がいました!
初日に会った女の子以来のアジア人!
(そういえば、その子それ以来一度も会わなかったな…4月のはじめに帰るって言ってた)
韓国は数え年だから27歳って言ってたけど、1988年生まれの同い年でした。
そして、彼女のPONちゃんも紹介してくれました。
コリアンビューティーでした。
学校以外で会うことはないんですが、なんか嬉しかったな!
そういえば私、大学で韓国語専攻だったやん!笑
すっぽり忘れちゃったけど、「コグマ」が「さつまいも」ってことは覚えてる!


そして、バイト帰りにアイスを食べに行ったり。
BEN&JERRY'Sのアイスには思い出が…。
2年前のロンドン旅行で、初めてポンドでお買い物して、初めて食べたものがこのアイスでした。
この日はなんと、タダでアイスがもらえました!
年に1回、4月にやってるらしい。来年も行かねば!笑
サーティワンの募金でアイスが食べれる日みたいな?
21時過ぎでもまだもらえたけど、私たちが行ったすぐあとにもう締め切られてました。
ラッキー☆


新しく住む家にデポジットを払いに行ったんだけど、
滅多に乗らない電車は遅れてるし、携帯使えない(と思い込んでいた)から遅れるって連絡できないし、あぁ…と思いながら急いで行ったら、
「今日だってこと忘れてた!」って言われて、なぁんだそんなもんか、なんて思ったり。
私が住むお部屋自体は狭いけど、やっぱり綺麗でステキなお家だったので引っ越すのが楽しみになりました。
ひとつ残念なことがあって、
今住んでる家から学校やバイトに行くには必ずテムズ川を渡らないといけなくて、
毎日ビッグベンとロンドンアイがあるところの橋を通れてたのが、(それがサウスロンドンに住む楽しみとも言える、南はやっぱり治安悪いらしいけど…)
引っ越したらもうあんまり見れなくなるのかって思ってたの。
ところが、新しく住むところから中心街に向かうには地下鉄じゃなくてOvergroundに乗らなきゃいけなくて、外が見えるじゃない!
家はギリギリ川の南側で、電車は川沿いを走っていくから、ちょっとだけどビッグベンもロンドンアイも見れる!!
たったそれだけのことだけど、なんかウキウキ(笑)

その家に引っ越したら、この駅よく使うことになるのかーって思いながら改札を抜けたら、なんか見覚えがある駅だなーって思ったの。
そう!ちょうど2年前にラルクのライブ会場に行くために使った駅だったの!
しかも、初めて乗る電車だったからホームがわからんくて、そのとき初めて「Excuse me!」って駅員さんに道をきいた駅だったのです!
その日がちょうどラルクのライブから2年後で、なんか運命感じた(笑)
National Galleryウロウロして、中華街でランチしたあとにこの駅に来たんだ!と2年前のことを思い出して、地理が繋がりました。
そのときは、まさかこんなふうになるなんて思ってもなかったもんな!
2年前の自分に教えてあげたい(笑)「2年後ここに住んでるんだよ」って。


学校でできたお友達、Noura(From サウジアラビア!)が週末ヒマだったら遊びに行こうって誘ってくれたのです!
すっごい嬉しくて、あぁ何着ていこうとか考えちゃった(笑)
Nouraは女性ですが!

ってことで、Natural History Museum行ってきました。
行ったことない博物館がいっぱいある。
もちろん無料だから、誘うにも気をつかわないで済む。

入り口が3つあるなんて知らんくて、上手く待ち合わせできず。
ずっとメールでやりとりしてたんだけど、思い切って電話してみた。
コールセンター以外で初めての英語での電話(笑)
やっぱり全然聞き取れなくて、チグハグなこと答えてたと思う。
けど、なんとか集合できました!!




樹齢2000年くらいの木。



人体の不思議展みたいなエリアもあり。
名古屋市科学館思い出した!笑
人が生まれるまでの説明が絵で描かれてて、おっぴろげでした(笑)
絵だけどね!

お互いに、英語が母国語じゃないから、説明が英語で書かれてても理解できない。
日本語で書かれてても博物館系のやつは理解できないと思う!

みんな、この鳥みて「うわー!ドードーだ!」っていう反応だったんだけど、そんなに有名なの?笑
私は初めて見たよ、この鳥。
ウィキペディアしたら、イギリスと深い関係があるみたいね、この鳥。

鳥のエリアに、世界の卵みたいな展示があって、
いちばん小さい卵は小指の爪くらいの大きさで、見てたら知らん人に話しかけられて、
「これでチャーハン作ったら1万個くらい要るよね!」って。
(たぶんチャーハンって言った気がする…)

土曜の博物館なんで、家族連れでお父さんお母さんが小さい子に「これはこうだよ」って教えてるのが印象的でした。
そっか、親になったら「よくわからんねーははは」じゃダメなのね。
偏った意見じゃなく、ちゃんと教えてあげるには自分が勉強しなきゃ!

ホルマリン漬けコーナーもあって、グロかったわ(笑)
Nouraが教えてくれたけど、タツノオトシゴはオスが妊娠するんだって!
さっきウィキペディアで調べたらちょっと違ったけど、世の中知らんことだらけだ!

地球のゾーンには、火山とか地震の説明がありました。
日本って面積小さいのに火山はたくさんあるし、プレートとプレートの境目だから地震もめちゃくちゃ多いのね。
阪神大震災を体験するエリアもありました。
地面がゆらゆら揺れるんだけど、全然こんなもんじゃなかったと思うんだよね。
もちろん、この前の東日本大震災の映像もありました。
こんな遠く離れた国で、いろんな国の人がこれ見てるんだと思うと、なんかグッときました。
日本人は内戦とか経験したことないけど、他の国の人は地震を体験したことないのかーなんて思いました。
どちらも、人が死ぬんだから日本も安全とは言えないね。


広すぎて、見終わった!と思っても、まだ見てないエリアが出てくるもんだから、
全部見るのにはかなり時間かかります。
言ってしまえば、名古屋市科学館の超すごいバージョンかな!笑

お腹すいたからご飯!
イギリス特にロンドンでは、「何食べたい?」じゃなくて「どこの国の料理食べたい?」って選択から始まります。
タイ、中華、日本、イタリア、スペイン、アラビア、トルコ、全部あった。
(イギリス料理屋は無いね…)

アラビア料理屋さんへ。
食べたのはサンドイッチみたいなやつだけどね。
野菜にかかってたドレッシングが初めて食べる味でよくわからんかった(笑)
というか葉っぱ自体も初めて食べるようなやつばっかりだった。
26年生きてても、初めて食べるものとかまだまだあるんですねー。
食べたことあるもののが少ないのかも。

アラビア語って右から左に書いていくんだよね。
どうやって書くかわからんし。
と思ってるように、アルファベットしか使わない国の人たちは、ひらがなカタカナ漢字をどうやって書いたらいいか分からんのだよね。
今気付いた!アジアってその国固有の文字を持ってる国が多いね。
日本、中国、韓国、タイ。

まさかサウジアラビアの人と仲良くなれるなんて思ってもなかったよ!
人生、なにがあるかわからん!
ウィキペディアでサウジアラビアって調べたら、日本とは全然違う国だった!
そして、私はサウジアラビアに行く権利がなかった…。旅行でも。
そんな国があったことにも驚きだし、自分が知らないことってまだまだたくさんあるのね。
ここにいると、アメリカ人居るの?ってくらいアメリカ人には会わない。
鼻の高い金髪外国人はアメリカ人って思ってたけど(笑)、世界はまだまだ広いみたい。



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2014/04/20

Jesus Christ,I believe you

イタリア最終日。

昨日とは打って変わって、天気予報は雷雨。
朝方ほんとにめっちゃ雷なってました。
今日も眠たいけど、ちゃんと起きました。

昨日はなんちゃってブリティッシュの朝ご飯だったので、今日はローマ風朝ご飯。
ローマの人はあんま朝ご飯食べないんだとか?
テイクアウトできるカフェみたいなとこで、クロワッサンとカプチーノです。
食べながら、サンピエトロ大聖堂に向かいました。

観光客いっぱいなので、みんなについていけば着きます。
行く途中もチケットの勧誘やお土産の売り子を断りながら無視しながら行かなきゃなので大変です。
「ニーハオ」って言われるし。
ジャパニーズじゃ!ボケ!


着いた。



ほんとのバチカン市国にはキリスト教徒?しか入れないみたいですが、
一般公開されてるところにはパスポートなしで自由に入れます。
中学生のときに、先生が「世界でいちばん小さい国はどこだ?」って言ってて、
そのときに初めてバチカン市国という存在を知ったんだけど、
半径1キロもないんだよって言われて、えー家から学校までの間に国が一個あるんだーって思った記憶があります。
それから15年後くらいに、まさかほんとに来れるとは思っていなかった。

そんなバチカンからお手紙が出せます。

せっかくだから記念に出してみました。
自分あてにね!笑
なんてバカな選択…
数日後にちゃんと届いたんだけど、そのときになって、ヨウさんに出せばよかった!と気付いたのです。
(自分が受け取るから消印も見れるし、今までの感謝の気持ちを込めればよかった…しかも考古学者だし)
手に持ってるポストカードの裏側は私のメモ書きみたいなもんです。


このサイケデリックな色の制服着た人は、スイスのめちゃくちゃエリートの人しかなれないらしい。



中に入るのにセキュリティチェックがありました。
ノースリーブでは入っちゃだめだし、帽子もかぶっちゃだめ。
でもターバンしてる人は居たぞ。
ターバンする人って違う宗教?でももとは全部キリストなんだっけ??
この日は一日、おはるさんがリアルオーディオガイドしてくれました。
知識の幅広さに脱帽です…。

マリア様がキリストを抱いてる像。
誰かが石を投げたせいで、鼻が欠けてしまったそう。
キリストって、親よりも先に死んでしまった親不孝者か。



ここの地下には、歴代のローマ教皇が眠っているお墓があります。
教会の地下には必ず誰かが眠っていると思うと怖くなるね。
魔法の力?で死んでから腐ってない遺体もありました。
特別な力があるから、そうなったって信じられてるらしい。
さすがに写真は撮れませんでした。こわくて。




この日こそ、ほんとにJESUS CHRISTの日でしたなー。
キリスト教徒でもないのに、HYDEはよくあんな歌詞が書けたものよと思ってました(笑)
無宗教だからこそ来れる場所なのかもしれないと思いました。
もちろん中には信者しか入れないエリアもありました。
キリスト教徒だったらどんなことを思うのだろうか。


続きまして、その隣にあるバチカン美術館へ。
これはほんとにめちゃくちゃ並んだ。
ローマ教皇が権力の限り集めた宗教画の数々。
キリストがはりつけにされてる絵とか。
実際にその場面を見て描いたかのようだけど、そんなわけないじゃんね。





描かれてる人、ひとりひとりに意味があるんだって。
ポーズや目線でなにかを表してるんだとか。
作者自身が登場してる作品もあるんだってさー。
壁一面の絵とか、ほんとどうやって描いたんだろう。
絵の具も充分になかっただろうに。
絵の具を作るところから始めるんだよね?
いやー、気が遠くなりますな。


美術館自体がいくつかのエリアに分かれてて、現代美術もありました。
最後の目玉はシスティーナ礼拝堂。
ローマ教皇を決める選挙をする、すんごーく神聖な場所なんだって。
全員の意見が最後の一人になるまで選挙し続けるんだってさ。
カトリックの男性であれば誰でもなれるらしいけど、東洋人にはなったことない。

礼拝堂内はもちろん撮影禁止です。
薄暗くて、あんまりしゃべっちゃダメ。
天井にものすごい有名な絵が描かれてるから、みんな上見てたね。
美術の教科書級の絵ですよ。
オーディオガイドはこの礼拝堂だけで1時間くらいあるらしい…。

これは美術品じゃないけど、これが見たかったのだ!
螺旋階段。
見た事ないけど、うずまきっていうホラー映画思い出すわ(笑)


ローマ教皇って歴史上の人物じゃないの?なんて思ってた私に、いろーんなこと教えてくれた、おはるさんには感謝してもしきれません。
あまりにも自分が歴史を知らなすぎて、バチカンに感動するのは早かったです。
歴史を知ってたら、作品ひとつひとつのことを知ってたら、また違ったんだろうな。
「日本史選択だったし」なんて言い訳通用しませんわ(笑)
ムッソリーニとか、そういや居た居た、そんなの居たわってかんじだし…。
知ってるのと知らないのとでは大きく違うね。
今回の旅は、無知の知でした。知らないという事を知った!



私の飛行機の時間に合わせて、ちょっと早めの夜ご飯。
といっても19時くらいですが。
イタリアでは夜ご飯は22時くらいらしいです。
たしかに、外が明るすぎて時間の感覚がおかしくなる。
18時だけど16時くらいの明るさ。

もういいやと思って写真撮らなかったけど、最後の晩餐はカルボナーラにしました。
ローマの伝統的な料理らしい。
クリームたっぷりではなくて、固めなかんじでした。
このとき初めてアーティチョーク食べたんだけど、あれは植物食べてるようにしか見えんかった…笑
お前はもっとヨーロッパの文化を勉強してこい!と。笑
でもやっぱりご飯は日本のご飯が美味しいよね…笑
もちろんイタリアも美味しいけど、ディープなものになると躊躇いが…。


おはるさんとアメデオさん、空港まで来てくれました。
ほんとにお世話になりっぱなしでした。
ご飯も、ここが美味しいとか、全部調べてくれて…。
しかも数週間前には弟もお世話になっている。
姉弟揃ってお世話になりまくった…。
空港でのお別れって、なんか特別なものがありますわ。
「ヨーロッパで会おうね」って言ってたのが現実になったんだもん。
それだけで充分ですよ。

お家に帰るまでがイタリア旅行なんでね。
まだまだ気は抜けません。
行きのときのような失敗はしないように、ロンドンの空港からはちゃんとバスを予約しました!
しかもそのチケットをアメデオさんが印刷して来てくれた。
あぁなんとお礼言ったらよいか…。

バイバーイってして、手荷物検査だったんですが、早速ひっかかる。
爪切りがひっかかった模様…。
なにも言わずに勝手に荷物開けられて、私がハテナ顔してると、係の人が「大丈夫?」って。
大丈夫?って聞きたいのはこっちじゃ!

次、パスポート見せるところで「husbandはいるか」って聞かれて、何回もNo!って言ってるのに何回も聞かれた。
なんなの?私の聞き間違えかな?

知らなかったんだけど、搭乗口まで行くのに電車乗らなきゃいけないのね。
着いたら着いたで「早くして!」ってかんじで急かされ。
たしかに私がいちばん最後だったかも。

同じ過ちは繰り返しませぬ、今度はチケットに席番号書いてあるもんね!
荷物を棚に乗せるとき、隣の男の人が「手伝いましょうか?」って言ってくれた。
あぁ優しい。

今回の旅行は、事前にるるぶとか見てしっかり予習していったわけではなかったし、
現地の生活に近い感じで滞在したので、
イタリアが想像よりも怖いところに感じていたのです。
だから、帰れる安心感がちょっとありました。
まさか自分がイギリスに「帰る」って言える日が来るなんて…。
へんなかんじ。
私にとってイギリスはずっと憧れてた国だし、やっぱりイギリスで暮らすほうがいいなって思いました。
イタリアに住みたいとは思えなかったなぁ。
でもミラノとかベネチアはまた雰囲気が違うらしいから、行ってみたいな。

飛行機の中で、ふと目が覚めて外見たら、星が目の前にあったの!
見上げずに星が見えたのは初めてでびっくり。
そういえば、今まで夜に窓側の席に座ったことなかった。

やっぱり、帰り早いの法則はどこでも当てはまるようで、帰りはあっという間でした。
着陸したときの安心感!
「帰って来た」と思えた。
しかも単語も読めるし!それがデカい。
イタリアに入るときはなにも要らなかったけど、イギリスに入るときは入国カードが要る。
今回の入国ゲートは2ヶ月前と違って、すんなり行けました。
学校にも行ってたし、働いてたしね。

なじみのスーパーやカフェが。

でも、私の問題はここからで、治安の悪いと言われてるBrixtonに真夜中に帰るという。
空港からのバスは、乗る時間によって値段が違ったので、いちばん安い時間帯のやつにしました。
午前1時30分とか。
バス停の場所だけ先に確認しておこうと行ってみたら、
運転手のおじさんが来て「これに乗るの?」って。
乗るけど、まだ時間じゃないし、あー英語でなんて言えばいいんだろって思って、チケット見せたら、「乗っていいよ」って。
しかも助手席に。
今日は忙しくないから乗せてあげるよって!
ラッキー!イギリスなんか優しい!笑

どっから来たの?とか話して、アーモンドとか飴とか食べていいよってくれました。
話してるうちに、あぁこの人イギリスの人じゃないわって思って、どっから来たか聞いたら、アルバニアだって。
日本人のことが大好きらしい。
英語の練習にもなるし、もっと仲良くなりたいからって連絡先までくれちゃった。
目的地に着いたら、なんかよくわからんこと言ってるし、最後I love youって投げキスまでいただいた。
あぁこわい。

イタリアではコートなんか要らんかったのに、イギリスはコート必須!
バスを2回乗り継いで、決して2階のは乗らないように、いつもの見慣れたところに帰ってこれました!
午前3時くらい。
ローマの恐ろしさに比べたら、Brixtonなんて全然恐くなかった(笑)


それぞれに暮らしやすい国があるのだなーなんて思った旅行でした。
ヨーロッパ初級編がイギリスで、上級編がイタリアだな!笑


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2014/04/19

信仰だって好きで良い

イタリー日記の続き。


夜遅くまでウロウロしてたので、起床予定時刻を大幅にオーバー。
予測済みだったけどな!笑
冷蔵庫にあるもの好きに使っていいから朝ご飯(お昼だけど…)作って!ってことだったので、卵とベーコン焼きました!(炒めるっていうの?)
With もずく酢です。
It's British and Japanese styleです。

この日のローマ、最高気温20℃とかいうもんだから、服まで貸してもらっちゃった。
やまざきはるかスタイル!
私、なぜか「はるか」って名前の人に助けてもらうことが多いです。
運命かしら?

今日はお買い物の日!

こういうのあると、とりあえず登りたくなるよねー。


ロンドンのトラファルガー広場にもライオンの像あるけど、そこは登ったことないんだよな。
大きすぎて。
今度はそれにチャレンジしなきゃ。


双子の教会。


お店がいっぱいある通りなんだけど、景観を守るため、看板を出してないお店ばかりなので、
前まで行かないとなんのお店かわからんのです。
H&MとかZARAとかあったよ。
H&Mに入って思ったのが、お店に置いてあるマネキンが白人のマネキンばかり!
ロンドンにあるH&Mは必ず黒人肌のマネキンもあって、それに感心したのです。
改めてロンドンは他民族国家なのだと実感。


そして、美味しいと評判のジェラート屋さんに連れてってもらいました!
すごい行列だったぞ。
チョコチップとイチゴの味。
左のアイスのバニラビーンズが笑ってるように見える。

この街の人は、ほんとにみんなアイス食べてる。
マダムもスーツ着たジェントルマンも、みんな。


サングラスは一生しないと思うから、写真載せとく(笑)


トレビの泉へ!
トレビの泉にいるってことはわかんないけど、この自撮り技術は我ながらすごいと思う。

この建物のいちばん右の窓は絵でかかれてるやつなんだって。



おはるさんにとっての特別な場所、パンテオンは屋根にぽっかり穴があいてるのです。

もちろん雨水も入ってくるので、地面にあいてるこの穴に流れて行くという仕組み。


信号機もすごく低いところにあります。
シャッターを切る数秒前まで、このカップルはチュウしていた。


ロンドンのセントポール大聖堂みたい!と思ったけど、たぶんこっちのがオリジナルだよね。

十字架を持った天使。


真ん中にあるのが、サンピエトロ大聖堂。
翌日のメインです。


写真撮っての列ができてたので、便乗してみた。
警察官です。イケメンだったな…。
写真撮られ慣れていたので、この人たちは自分がイケメンだと知っている。


スペイン階段でアメデオさんと待ち合わせ。

ローマはほんとに石畳なので歩き疲れます。
ヨーロッパは石畳ってよく聞くけど、ロンドンはコンクリートだな。


アメデオさんと合流して、旅行者がいかないピザが美味しいお店に連れてってもらいました!
サーモンのピザ、今見ても美味しそう!!


坊主&坊主

また、イタリア語と日本語と英語の会話です。
おはるさんが日本語で言った事に対して、アメデオさんはイタリア語で返してたから、
なんでわかるの?って聞いたら、ロジックだってさ。
私もイタリア語わからんけど、店員さんが言ってるだろうことはなんとなくわかる。
言語って不思議。

イタリアに来てからというもの、宗教とは一体なんなのかってずっと考えてた。
特に日本人には無縁だから、よくわからない。
宗教戦争とか、信仰によって人を殺し合うとか、よくわからない。
神様って一体なんなの。
キリストだって実在した人物かもわからないのに、多くの人がキリスト教を信仰してる。
弟子のサンピエトロだって実在したかもわからない。
なのにサンピエトロ大聖堂なんて立派なお墓?があって。
でもキリストには大聖堂なんてない。
「宗教学」っていう学問ができるくらいだもんね。

そしたらアメデオさんが、「宗教とは死を恐れないためにある」って言ってくれました。
死んだら天国に行けるように一生懸命になるんだろうね。

理解するのはなかなか難しいです。
私の神様、なんにしようかな。


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