12月にアムステルダム行ったときのこと。
アムステルダムは特に行きたい場所候補に入っていたわけではないのですが、
島国イギリスから国境をバスで超えるということがしてみたくて。
日本よりは選択肢がたくさんあるし。
当初は、あんまり見れなかったパリに行こうかとも考えてたんだけど、1回行ったことあったし、なんせ街中でテロが起きてしまったのでちょっと警戒。
イギリスからバスで行ける国はけっこうあるのですが、バス移動でも過酷そうじゃないとこで、どうせならまだ行ってないところということでアムステルダムにしてみました。
ミッフィーちゃんとかかわいいし。
しかもロンドンからバスなら14ポンドで行ける!
行きはバス、帰りは飛行機ということにしました。
出発はVictoria Coach Stationから。
この3週間前くらいにパリでテロがあったし、1週間くらい前にはフラットに泥棒が入るということがあったので警戒心強め。
早朝発が定番の旅行だったのですが、夜出発だと心の余裕あり。
バス乗り場、ものすごく人でごった返しててビックリ。テロの標的にされるんじゃないかとヒヤヒヤ。
バスの遅延もあったりして、空気が殺伐としてました。
無事、アムステルダム行きのバスに乗れました。
ロンドンから北東の方に行って、フェリーに乗るものだと思ってたのですが、どうやら違う。
窓の外見てると、住み慣れたLewishamとかBlackheathのあたりを通って行く。
方角的に南東のほう。
おや?と思ったころには、ここでした。
ドーバー海峡を渡る、ユーロトンネル。
どうやらあっちがフランスらしい(笑)
フランスはおっかなかったから行くのやめたのに、結局通るのねー!
貴重品持って、サービスエリアみたいな建物に行けってかんじで、みんな降ろされました。
なんだろなんだろと思ってみんなに付いて行くと、出国審査みたいなカウンターでみんなパスポート見せてる。
同じようにパスポート見せたら、ピッとスキャンされて終わり。スタンプなし。
そのエリアのあとには、普通にカフェとかありました。
「なんだったんだろう?」と思い、みんなバスに戻るからそれに付いていったら、全員が乗ったのを確認してフランスの方へ出発。
しかも、運転手さんがラッキーなことに乗員名簿渡しただけで荷物検査は無しでOKだったぜ!って。
ついこの前テロがあったばっかりなのに…。
衝撃的でした。
こんなに簡単に出入国できるとは!!
もうちょい進んでいくと、電車みたいなのにバスごと乗りました。
こんなかんじでバスが何台も入っていきます。
どういう仕組みはよくわからないけど、ドーバー海峡を渡るにはこれに入れられてユーロトンネルを通るらしいです。
フェリーに乗れると思ってたのに…笑
でも、これはこれで、なんかすごくおもしろい!
電車の車両が一台ずつに区切られて、ドアが閉まるんだけど、バスは動いてないし、外の景色も変わらないんだけど動いてるというのがすっごく不思議な感覚。
バスから出ていいのかどうかもよくわからず、とりあえず乗ったまま。
運転手さんはつかの間の休憩というかんじでした。
この変な電車?に乗ってたのは1時間くらいで、フランスに着きました。
着いてからも特に入国審査もなし。
ここからはほぼ寝てたので記憶がないのですが、アムステルダムに行くのにはベルギーも通るので、バスが止まったと思ったら、ブリュッセルにいました。
まさかのベルギー!
そこで多少、乗客の乗り降りもあり、次に気づいたら、アムステルダムでした。
22時にロンドンを出て、10時前にアムステルダムに着きました。
約10時間のバス移動でしたが、私はそんなに苦になりませんでした(笑)
片道14ポンドで行けるし、もっと使えばよかったー。
オランダ上陸!
なんて読むかわからないけど、駅で降ろされました。
とても現代的ですね。
路線図見ても、読み方がわからない。
英語通じるっていう割には、駅のアナウンスとかオランダ語でした。
Centraal駅に何かあるだろうと思って、とりあえず目指す。
こ、ここがアムステルダムか!
3日間(72時間)有効な切符にしました。
ただの紙みたいなカードなんだけど、改札にかざすとちゃんと何かを読み取ってくれます。
あれが、路面電車ね!
ちゃんと見てないとほんとに轢かれそうになる。右側通行なんでね。
真ん中よーく見ると、電線に引っかかったスニーカー。
とりあえず、朝ごはんです。
なんかやたら人がたくさんいたカフェのような、食堂のようなところでした。
見てわかるとおり、食べ物は名産ではなさそう(笑)
今日の予定は美術館巡り。
まず定番のアムステルダム国立美術館。
の前に、有名なIamsterdamの文字がありました。
が、なんかめちゃくちゃ人だかりが。
オランダにはクリスマスが2回あるらしく、ちょうどこの前の日が聖ニコラス祭という日でした。この日を境に一気にクリスマスになるらしい。
この黒塗りの人はズワルトピートという人たちで、子供達にプレゼントを配る人らしいです。
にしても、黒塗り怖い…。
こっちが美術館。
荷物預けて散策。
中に人が入っているかのような時計。
なんかかっこいい(笑)
これが有名なゴッホさん!
これも有名な、レンブラントの夜警ですね。おっきかったです。
ウィンザー城にあったようなドールハウスもありました。凝ってる。
図書館。本がいっぱい。一般の人入れるんだっけ?どうだっけ?
これ写真じゃわかんないんだけど、ランプシェードがくらげみたいに上下するんです。
パサーって。
かなり巨大な美術館なので、まわるのにかなり時間かかるし、建物も意外と複雑なつくりになってる。
美術館巡りって難しいわ(笑)
チェックインのために宿に向かいました。
Centraal駅から電車で行ったところ。名前忘れちゃった。
女性専用のドミトリーです。まさに貧乏旅行。
最寄りのLIDL(スーパー)が安くてビックリ。食文化はあまり発達してないようだったので、パンとか買って済ませてしまおうと。
駅の近くに発見!コロッケの自販機。ハンバーガーもあるのか。
コイン入れたら、ドアのロックが外るので、好きなとこから取るという仕組みでした。
寒かったから温かさがしみました。
(小さめなのにこれで1ユーロってちょい高いよな〜)
旅の記念に。
こっからは大人バージョン。
アムステルダムは売春も合法でして、飾り窓地区というところで女性を買うことができるのです。
写真では、まだ女の人いないんですが、通りに面したピンクの照明のとこがそれぞれ小部屋になっていて、そこで下着姿の女の人が窓越しに道を歩いてる人を誘うのです。そこで気に入った人がいたら、窓をノックして値段交渉するみたいです。
なんか申し訳ない気がして(彼女たちはそれを仕事としているので、買うつもりもない観光客がジロジロ見たりするのはどうなのだろうか)、あんまり見れなかったのですが、かわいい人たくさんいました。
金髪の綺麗なお姉さんばっかりで、芸術のようでした。
たまに、ぎょえ!ってかんじの人もいたけど。
このあたりには、セックスショーをやってる劇場もあります。
見てみたかったんですが、行こうと思ってたところがどうやらお休みのようでした。
ほかにもやってるお店はあったのですが、意外と相場が高かったのでやめました。
なので、もうひとつの美術館へ行ってみました。
Sex Museumです。
入場料4ユーロくらいで安いので行ってみる価値ありです!笑
しかも30周年らしく、記念ボールペンもらえました。
そういえば、熱海の秘宝館も行ったことあったの思い出しました。
秘宝館オランダ版です。
よくこんなの作るよなー笑
これは椅子です。
座るとこんなかんじ。嬉しそう!
ほんとに、いろーんな仕掛けがあっておもしろいです!
アムステルダム行ったときには、ぜひ行ってみてほしいです。
お客さんはほぼ女の人だったので、気軽に行けます。
3階建で、展示物もいっぱいなので見ごたえたっぷり!
アムステルダムの刺激にびっくりしながらも、1日目終了です。
さらに刺激的な2日目へ続く。
£1=155.41円

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