2014/08/04

some one is watching you

もう8月。
もうすぐ私が渡英して半年が過ぎようとしてる。ウソだ!笑
毎日書いてる3年日記帳も、ゆうに半分を超えました。
でも実は、これから来る秋や冬が少し楽しみ。
ヨーロッパの秋は見た事ないし、「寒い寒い」言いながら歩いて、あったかい部屋であったかい飲み物飲んだりできるから。


8月1日は日記帳に書ききれないくらいいろんなことがありました。

こっそりCV送った会社が面接に呼んでくれました。
めんどくさいから今日は全部実名で書く(笑)
JTBのツアーコーディネーターの募集でした。
しかも正社員。
ワーホリで正社員って、実質、期間限定社員的なことなのかしら?
って、面接できくの忘れた、バカ。

まず、どんな格好で面接行ったらいいかわかんなかったから、
私の家の大家さんと一緒に仕事してる日本人ワーホリ男性のウエダさんに、なに着てったらいいか聞いてみた。
「靴だけちゃんとしてればいいんじゃないっすか」
ってことだったから、靴買いに行った。
まさかワーホリにスーツ持ってくるなんて思いつきもしなかったし、私が普段着てる服はふざけた服ばかり…。
靴もスニーカーとブーツしかない…。

面接行く前にLewishamのH&Mで靴買った。
ちゃんとしてるっぽく見えるやつ。

電車乗ったけど、途中で止まっちゃった。
まぁこういうこともあろうかと、時間に余裕をみて出発したので焦ることはない!
そう、私、日本では遅刻魔だったけど、ロンドンでは結構定刻通りに行動できてます(笑)
やればできる!
というか、電車の時刻表がよくわからないから毎回ちゃんと調べてるの。

初めて行ったHammerSmith駅。
けっこう綺麗な駅ね。
どうも私、西側のロンドンが好きになれない。
すごく綺麗でいいエリアなんだけど、なんか思い入れがない。
そしてなぜかヒースロー空港には近づきたくない…笑
なんか、自分のワーホリが終わる日のことを想像させられるから。
ヒースロー空港は魔界じゃ!


総合受付でチェックインして中に入らなきゃいけないんだけど、やはりここは英語だった。
I have an appointmentとか言って、job interviewって言ったら、Good luckって言われた。
無事に中には入れたけど、どこがJTBのビルかわからず…
さっき英語でなんか説明してくれてたなー。あやふや。
でもなんとかたどり着きました。

久しぶりに触れる「ビジネス」なかんじの空気。
ちょっと早く着いちゃったから待ってたんだけど、みんな「ビジネス」してるかんじの足音でした。(当たり前)
面接官は男性2人に、女性1人。
みなさんスーツを着ておられました。
面接の内容は日本のそれと同じです。
職歴を交えた自己紹介と志望動機とか。
職歴を交えるとよくわからない私の人生。
ニート期の空白とか、ちょっと不自然だったかな(笑)

「この2年間で何がしたいですか?」って質問で、
「自分の好きな国で好きな事を仕事にしてみたいです」って答えたら、
「ワーキング・ワーキングのワーホリにしたいんだね」って言われて、
あ、でも旅行もしたいや、と思ったのでした。
ロンドンにいる2年しかできないことって、もう全てがそうなんだよな。
仕事だって、旅行だって、すべてここでなきゃできないことになっちゃう。
ホリデー・ホリデーのワーホリでも、ワーキング・ワーキングのワーホリでも2年っていう期間は決まってるから、
せっかくの人生の空白みたいな2年を仕事で終わらせるのももったいないなー、
でも、ここで死ぬわけじゃないから、帰ったあとのことを考えると仕事しといたほうがいいんだろうなーなんてことを面接中考えてました。

「前の仕事でつらかったことはなんですか?」って質問も、
昔の仕事はほんとにつらかったから、スラスラ出て来た(笑)
いやな経験もこういうときに役立つのね…。
しかも説得力を持って言える。
それが経験として、今語れるから、あれも無駄じゃなかった。

今までの人生で一度も手応えのあった面接なんてなかったから、こんなもんかってかんじで終わりました。
ちょうど30分。
質問を考えてるのか、私がしゃべらなきゃいけないのか、沈黙の時間もめちゃくちゃありました。
日本企業だから、こういう環境で1年以上働くのかーと思うと気が重くなって、
もう受からなくていいや、なんて思い始めたのでした(笑)
そう、Just tryです!何事も経験!

ビルの外に出ると、おそらく次の面接待ちの人がいて、その人ちゃんとスーツ着てました…。
あ、終わった…と思った(笑)
私こんなふざけた格好してるのに…。


いろいろ、次のこと考えなきゃいけないなーなんて気分どんよりで、本業のジャパンセンターに向かいました。
お腹すいてたから、メロンパン買ってみようと思い(ロンドンでメロンパンが売ってるのはジャパセンだけ!だと思う…)
レジに並んだら、イタリアンボーイのマルコが安くしてくれました。
あぁやっぱりジャパセンは居心地いいわーなんて思っちゃった。
最初はこわかったから、これも慣れなんでしょうけど。

頼まれてレジをやっていたら、3メートルくらい先でものすごい音を立ててお客さんが床に置いてあった箱につまづいて転んだ。
しばらく起き上がらなくて、騒然としてた。
ちがうお客さんがレジのほうを見て、緊急の電話をしろと。
でも、ちょうどそのとき私は携帯電話を持ってなくて、どうしよう…と思ってたら、
私がレジをしてあげてたお客さんがサッと電話してくれた。
スタッフじゃなく、お客さんにやらせてしまうところ、甘すぎる…。
たとえ私が電話したとしても、どういう状況かとか説明は全て英語でしなきゃだし。
まず頭に浮かんだ番号は999だったけど、これって警察だっけ?

前にも電車の中で、目の前にいたおじさんが急に倒れて、
周りの人はサッと助けにいったのに私はなにもできないで、キョトンとしてるだけだった。
それはイギリスだからか、日本だったら何かできたのか。
politeな日本人かもしれないけど、こういうとき見てみぬふりをするのも日本人。

しばらくして救急隊みたいな人が来たけど、バイト仲間のシャー君はずっとそのおばさんに付き添って、話を聞いてあげてて、めっちゃ良い人だと思った。
結局、病院に行ったかも私は知らない。
でも、おばさんはとりあえず大丈夫そうでした。


品出しの作業してたら、日本人女性に「ロンドンに住んでるんですか?」って話しかけられて、
「ワーホリで来てますー」なんて話してたら、
その人が、黒人男性のお友達を連れて来て、すごく日本に興味があるから、ランゲージエクスチェンジでもしてみたらどうですか?的な話を持ちかけて来た。
断る理由もないし、はいぜひぜひーなんて適当に言ってたら、2人とも名刺くれた。
だから私もメールアドレス渡した。
最近、お客さんに話しかけられることが多い。
不用心に連絡先とか渡さないほうがいいんだろうなーとか思いつつ、上手い断り方がわからない。
お店で会って数分でその人がどういう人かなんてわかんないし。


今日は面接もしたし、いろんなことがあったからちょっとご褒美に外食。
しょうた君とmisatoっていう日本食屋さんに行きました。
ここのお店、私の恩人であるヨウさんに似てる人が働いてるの(笑)
しかもボリュームあって安い!
ここでも私はラルクの良さについて熱弁しました。
ジャパンセンターで働いて、さらにバイト終わりに日本食を食べに来てる。
どんだけ日本に依存してるのかって話とか。
まぁ、やっぱりご飯は日本が世界一ですよ。

そのあとTrafalger Squareで座っておしゃべり。
ハッパやってる人って必ず人にすすめてくるよねって。
日本でやるより、イギリスでやるほうが重罪(らしい)なのに、なんで…?
しかもそんなに安いものじゃないだろうに。
大麻のにおいとか、いまだにわかんないから気付かないうちにどっかで吸ってるんだろうなーって思うとこわい。

ダンゴムシ食べた事ある、タバコ食べた事あるって話したり。
(ハッパとかよりだいぶヤバい…)
金曜日の街の華やかさと対照的な自分に、死にたくなるバイト帰りですが、
こういう時間がすごく楽しい。

家に帰る電車に乗ろうとしたら、偶然フラットメイトのようこさんに出会う。
ようこさんと家の外で会うのは初めて。
「今日、面接受けてきたんですよ」って話して、
ワーホリでなにがしたいかわからなくなりましたーはははって言ったら、
それがわかっただけ、その面接は意味があったんだよ!と言ってくれて、
「ポジティブですね!!」て言ったら「そりゃそうだよー!!」と言ってて、
あぁ強くて素敵だなと思ったのでした。
ようこさんのお友達がロンドンに来てて、一時的にうちに泊まってるんだけど、
ロンドン楽しんでくれてそうでよかったーと思った。
来る3日前に飛行機取って来たらしい。すごい。



全部が同じ日に起こったことだと思えないくらい、いろんなことがあった1日でした。


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