2016/07/29

帰国手続きについて

せっかくなので、帰国に関しての手続き編でも。


①イギリスの日本大使館にて帰国届け提出
在留届け提出してたので、今度は帰国届けを提出しなければ。
(日本出国の手続きして住民票抜いたのに、在留届け出さずにいる人も結構いるみたい)
もしかしたらテロに遭ってしまうというのも想定できるので、きちんとしておいて損はないかと。
というかそれくらいしか大使館行く用事ないしね。せっかくなので。
紙書いて提出で5分もかかりませんでした。


②荷物を日本へ送る
2年間過ごすと、そんなつもりはなくても意外と荷物って増えるんです。
日本へのお土産とか、意外とかさばるんです。
「どんなガラクタでも持って帰ったほうがいい」というのを言われていたので、できる限り従いました。
日本へ送る方法はいくつかあると思うのですが、私の場合は欧州ヤマト運輸で送りました。
国際宅急便(別送品)ってやつです。
帰国する本人宛じゃないとダメだとかいくつか制約があるので事前に要調査です。
家具とか送るような大掛かりな引越しでない限り、これでいいのではないかと思います。
箱の数と輸送方法(航空便か船便か)で値段が変わってきます。
ロンドンでも辺鄙なところでない限り集荷に来てくれるので楽チン!
(持ち込むと割引になったり、ワーホリ割引があったりします)
私は楽器含めて2箱を航空便で送って£195でした。
規定のサイズ内だったら楽器も送れました。ショートスケールのベースで助かった。
帰国して、成田空港のカウンターで手続きをしたら翌日くらいに自宅に届きました。


③日本での住民票の登録
市役所にて住民票、健康保険、年金の手続き。
いつの間にか「マイナンバー」なんてものができてまして。
このマイナンバーがないと海外から日本へ送金するとき自分名義の口座でさえ、送金できない銀行もあるみたいです。
(この時点ではUFJ銀行はマイナンバー不要でしたが、楽天銀行は必要でした)
マイナンバーカードなるものをみんな作ってると思って、ちゃんと写真撮って書類送ったんだけど、カードとして持ってる人なんてほとんどいないみたい…。


④Tax Refund
イギリスで納めた税金が戻ってくるってやつ。参照⇨★★★
スケジュール的には、
1月20日 退職
1月29日 メールにてP45が届く
2月2日 帰国
2月23日 P85をダウンロード&記入、EMSにて郵送
3月15日 イギリスの口座に振り込まれる
3月28日 書類が届く
こんなかんじでした。
P85はビザ申請するときと同じように、パソコンで入力してプリントアウトするかんじでした。
ちゃんと届くか不安だったので、EMSで送りました。
ほんとは書類が届いてから振り込まれるみたいですが、そこは順序が逆になってました。
まぁでもお金が返ってくるならどっちでもよい。
ほんとは2年までさかのぼれるみたいだけど、1年分しか戻ってきませんでした。
このへん、調べるのがめんどくてまぁいいやとなってしまったので、きちんと確認したほうがいいかも。どうやらP60という書類が関係あるとかないとか…。
1000ポンド返ってくる人もいるらしいので、あなどることなかれ。
(もちろん私はそんなに返ってきてませんが…)


⑤ポンドを日本へ送金
Tax refundとか、タイミング的に帰国してからしか受け取れないお金もあったので、イギリスの銀行口座はいまだに持ってます。
(イギリスの銀行口座は現地に住まない限り開設するの難しいらしいから、記念の意味も込めて)
使えないお金持っておくのも、もったいないし、日本でも現金必要なので、日本へ送金してみました。
イギリスのHSBCから日本の三菱東京UFJへ送金です。
ネットバンキングの場合、HSBC側の手数料は4ポンドで、UFJ側の手数料は1500円でした。
意外とダメージ少ない。
手数料は銀行によってまちまちなので要確認です。
ポンドの相場見ると、2月以降、私が帰国した日が一番の高値で、イギリスEU離脱を受けて140円くらいになっちゃったから、送金のタイミングによって受け取れる金額がかなり変わってきます。
イギリスの銀行のカードがデビットカードなら、日本でも使えると思いますが、日本は案外カードが普及してないことに気づきました。
Suicaとかそういうカードにチャージするのに現金しかできない(すくなくとも愛知県では)
ポンド以外の通貨でデビットカード決済すると無駄に手数料がかかるので、悩ましいところ。


帰国に際してすることは、これくらいですかね。たぶん。
あとは帰国前の思い出作りと、帰国後の就職活動ですね。はぁ。


そういえば、イギリスに行って食べれるようになったブロッコリー、日本だとめちゃくちゃ高いって知らなかった…。
50pとかで売ってたじゃないか…。


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2016/07/28

Forget it,forget it

仕事帰りにポケモンGOでポケモン集めながら帰るのが最近の楽しみです。
でも遊び方がよくわからない…。


イギリスワーホリ編が終了し、日本編です。
ワーホリ中、もっといろいろ更新すべきことはあったはずなのに、なかなかできずじまいでした。
日本編といっても、だいぶ昔から掘り返しているので意味あるのか…
まぁいいか自己満です。


ついにこの文字を見るときが。Welcome to Japan
日本語の表示自体がものすごく懐かしくて戸惑いでした。
というか、みんな日本語しゃべってるし、誰になに聞いても日本語でいいし、みんなのしゃべってることがわかるし、ほんとに逆カルチャーチョックでした。
こんな感覚になるなんて。
ゲート出たところで日本に送った荷物の手続きしたんだけど、ものすごく親切で(日本語だし)逆にドギマギ。
2年も離れるとこんなことになるのね〜。

こんな大荷物でイギリスから帰還しました。
イギリスにいたときは、イギリス英語とアメリカ英語の違いが実はそんな明確にわかってなかったんだけど、
日本で聞く車内アナウンスとかの英語を聞いたらわかりました。
なんか今まで聞いてたのと違う!
これがアメリカ英語か!と。
電車とか、こんなに英語のアナウンスあったっけ?ってくらい(これでも)英語が増えたように思いました。

それからしばらく悩まされたのが、みんなが日本語わかっちゃうこと(笑)
自分がしゃべってること、みんなわかっちゃうってこわいよ。
秘密の会話とかできないもんな!

というか、消費税が8%になったのも体験してなかったから、物が高く感じる。
いつのまにか税抜き表示になってるし!
ジュースも値上がりしたし、切手も2円高くなってる。

自販機も進化してる!タッチパネル!
(こんなの前からあった?笑)


牛丼も400円あれば食べれる!


新宿の電気屋さんではラルクの曲を試聴できました!ひさしぶり!日本!


焼き鳥だって、ホッケだって、唐揚げだって、その辺で食べれる!


バッキンガム宮殿ならぬ、皇居です。
ランナーもたくさんいました。




東京はビルが多いねぇ。


東京駅には名古屋の矢場とん!東京はなんでもあるぞー。


そういえば中学校の修学旅行で行ったなーお台場。


家に帰ったら、台湾のCaraからバースデーカードが届きました。
2年ぶりに帰ってきた部屋にはビッグベンの写真が飾ってあったり、ロンドン特集の雑誌があったり、2年間前も今もロンドンを好きな気持ちは変わらないなぁと思ったり。
ほんとに2年もいたんだろうか、夢だったんじゃなかろうか、不思議な気持ちでした。


ここはテムズ川じゃないし、

電話ボックスも赤くない。
いまだに日本での楽しみとか、うまく見つけられてないかも。
でも、帰ってきてから確実に変わった思考は、物より思い出派になったことかな。
物で満たすより、経験とか思い出のほうが大事だなと思いました。
物は、死んだら持っていけないしね。
いろんな場所に行って、いろんなものを見るほうが大事。

もっと思い通りの生活がしたいなぁ〜


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2016/07/21

Sitting in the London town

月5回更新が目標だというのに気付いたら7月も折り返し。
ついに日本ではセミが鳴き始めました。ひゃあ。


では、帰国前日ロンドン最後の思い出。
これはメトロポリタンラインの座席です。
こういうのも懐かしい。
意外とジュビリーラインの座席が可愛かったりする。


この日、用事があってウェンブリースタジアムの方までいったのですが、道中のバスではこんなバス停が!
The Hyde!!!!!

そして、Blackbird Crossというバス停まで!
なんとまあ、私のためのバスのような(笑)
思わず写真撮っちゃいました。
何気ないこういうのが、ほんとに懐かしい。


そして場所を変えて、行ってみたいなと思ってたところ。
緑の中の一本道がなんかイギリスらしい。


ここに着く直前までちょっと雨降ってたのに、いきなり晴れる。

ここはどこかと言いますと、プリムローズヒルです。
小高い丘になっていて、ロンドン一望できます。

こういうところを歩きながら、ポールマッカートニーは歌詞を考えたりするんだろうな、なんて。
それってハムステッドヒースだっけ?
結局、ポールマッカートニーにはすれ違えず。


そして夜になり、最後のビッグベンとの戯れ。
この風景とか、もう何百回も見てきたんだけど、飽きないんだよね。


ビッグベンが見えるすぐそこのパブでご飯。
自分がどれ食べたか忘れちゃった(笑)
たしか、このパイかな。

これ、なんて名前だっけ?

フィッシュアンドチップスwith大量のグリンピース
パブでお酒飲みながらのおしゃべりも日常的なものでしたが、今となっては遠い昔のことのようにも思えます。
2年を振り返ると、最初は友達とかいなかったから、金曜の夜にパブで楽しそうにしてる人たちを見て、いいなぁと思いながら一人で帰ってたなと思い出されます。
最初は日常じゃなかったことが日常にできたというのが2年の成果です。


これも見慣れた風景、夜のテムズ川です。
「最後のビッグベン散歩コース行きますか」とパブを出たところで、最初に見えたロンドンアイが赤じゃなくて、私が好きな青色になってて、大興奮。
(あまりに感動したから青色のタイミングで写真に収められず、写真は赤色ですが)
ひさどめさん&なつこさんがロンドンアイの色を変えるように仕組んでくれたのかと一瞬思いましたが(笑)
やっぱり水辺には青色がぴったり。


ほんとに何回も何回も見に来ました。
一番最初、Brixtonに住んでたときには159番のバスから毎日のように見てました。
初めてそのバスに乗ったときは、どういうルートで行くのか知らなくて、毎日乗るバスがビッグベンの真横を通ったので一人で大興奮でした。
Blackheathに住んでたときも電車の中から毎日見てました。


急に知らないおじさん現る。

なんとかビッグベンを捕まえようと試行錯誤。





たまたまロンドンアイは電飾のテストしてたみたいで、消えたり、黄色になったりピンクになったりしてました。

なかなかうまく捕まえられない。





ビッグベン食べることもできるんです。

まだ諦めてない。



その後、二人とお別れして、バスに乗りました。
そしたら誰も乗ってない貸切状態。

もちろん2階の一番前を陣取る。
通い慣れた私のピカデリーサーカス。

通り慣れた、大好きな湾曲、リージェントストリート。
どこを切り取っても美しい街です。
たまに、ロンドンで自分が歩いた道を思い出したりします。
ほんとに歩いてるような速度でゆっくりと、あそこにはあれがあって、ああいう景色で、あの駅前はああいうかんじになってて、どういう温度でとか。(変態でしょ?笑)
絶対に忘れたくないんでしょうね、きっと。
自分がその街にいた空気感とか温度とかにおいとか。
今でもまだはっきりと思い出せてしまいます。


パブでプレゼントをいただいたので、開けてみました。
Noise and Sound of London、このタイトルの時点で気付かなくちゃいけなかったんです、その中身が何か。
タイトル通り、ロンドンの音と曲のCDです。
レコードフェアで買ったレコードと同じようなかんじで、ひさどめさんがロンドンの音を録音して、ナレーション付けて、曲も作ってくれて(曲はほぼショートフィルムで使われてたやつ)。
もう聴きながらニヤニヤが止まらなかったです。
私の2年、間違ってなかったなと思いました。

ビッグベンの鐘の音から、公園の音、テスコのレジの音、もちろんジャパンセンターもあります(Lucyがキャッシャーしてるのがわかる笑)、パブでのおしゃべりの音、バスのアナウンス、ハレラマに遭遇した音、ひさどめさんがやってるバンドの曲まで。
ロンドンのいろんな音が入ってます。
ビッグベンの鐘が恋しくなってもすぐに聴けます。
By The Thames Riverという曲がすんごく気に入って、ロンドンの風景が思い浮かぶような曲なので、ロンドンから日本に帰る飛行機の中、ずーっと聴いてました。
これ、ほんとに私が独り占めしてるのもったいないくらいなので、もし聴きたいという人がいたら積極的にプレゼントしますよー!


ずっと憧れだった街で2年過ごすことができて、ほんとによかったです。
行かなきゃわからなかったこともたくさんあったので、その願望を叶えた自分は褒めてあげることにします。
日本に帰ってきて半年ほど経とうとしていますが、いつ思い出してもロンドンでの時間はほんとにいいものでした。
銀行口座開設に苦労したのも、家にネズミが出たのもいい思い出です。
日本の生活に馴染もうとすると(主に仕事)、もっと英語の勉強しておけばよかったとか思うんですけどね。あぁ。
帰国後になにするっていうのもなかったので、へこんだりもしますが、それはまたそれで。

とにかく、ロンドンは私にとって素晴らしい街で、たくさんの思い出がある街です。
これからイギリスがどうなろうと、世界がどうなろうと、ビッグベンもテムズ川もあるんだから、やっぱりまたロンドンに行きたくなると思います。
私の中では世界で一番魅力的な街なので。
いやー、こんなにロンドン愛がある人なかなかいないよ(笑)
後悔も含めてすべて自分を認めてあげて、現状を楽しまねばならないと思っているところです。
自分は自分のものさしでいかねばならんのです。

You will never be completely at home again, because part of your heart will always be elsewhere. That is the price you pay for the richness of loving and knowing people in more than one place.
良い言葉。

2年間で出会った皆さま、ほんとうにありがとうございました。
これにてイギリス編終了です!
(Tax Returnのことは書こうかな)


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