2016/07/21

Sitting in the London town

月5回更新が目標だというのに気付いたら7月も折り返し。
ついに日本ではセミが鳴き始めました。ひゃあ。


では、帰国前日ロンドン最後の思い出。
これはメトロポリタンラインの座席です。
こういうのも懐かしい。
意外とジュビリーラインの座席が可愛かったりする。


この日、用事があってウェンブリースタジアムの方までいったのですが、道中のバスではこんなバス停が!
The Hyde!!!!!

そして、Blackbird Crossというバス停まで!
なんとまあ、私のためのバスのような(笑)
思わず写真撮っちゃいました。
何気ないこういうのが、ほんとに懐かしい。


そして場所を変えて、行ってみたいなと思ってたところ。
緑の中の一本道がなんかイギリスらしい。


ここに着く直前までちょっと雨降ってたのに、いきなり晴れる。

ここはどこかと言いますと、プリムローズヒルです。
小高い丘になっていて、ロンドン一望できます。

こういうところを歩きながら、ポールマッカートニーは歌詞を考えたりするんだろうな、なんて。
それってハムステッドヒースだっけ?
結局、ポールマッカートニーにはすれ違えず。


そして夜になり、最後のビッグベンとの戯れ。
この風景とか、もう何百回も見てきたんだけど、飽きないんだよね。


ビッグベンが見えるすぐそこのパブでご飯。
自分がどれ食べたか忘れちゃった(笑)
たしか、このパイかな。

これ、なんて名前だっけ?

フィッシュアンドチップスwith大量のグリンピース
パブでお酒飲みながらのおしゃべりも日常的なものでしたが、今となっては遠い昔のことのようにも思えます。
2年を振り返ると、最初は友達とかいなかったから、金曜の夜にパブで楽しそうにしてる人たちを見て、いいなぁと思いながら一人で帰ってたなと思い出されます。
最初は日常じゃなかったことが日常にできたというのが2年の成果です。


これも見慣れた風景、夜のテムズ川です。
「最後のビッグベン散歩コース行きますか」とパブを出たところで、最初に見えたロンドンアイが赤じゃなくて、私が好きな青色になってて、大興奮。
(あまりに感動したから青色のタイミングで写真に収められず、写真は赤色ですが)
ひさどめさん&なつこさんがロンドンアイの色を変えるように仕組んでくれたのかと一瞬思いましたが(笑)
やっぱり水辺には青色がぴったり。


ほんとに何回も何回も見に来ました。
一番最初、Brixtonに住んでたときには159番のバスから毎日のように見てました。
初めてそのバスに乗ったときは、どういうルートで行くのか知らなくて、毎日乗るバスがビッグベンの真横を通ったので一人で大興奮でした。
Blackheathに住んでたときも電車の中から毎日見てました。


急に知らないおじさん現る。

なんとかビッグベンを捕まえようと試行錯誤。





たまたまロンドンアイは電飾のテストしてたみたいで、消えたり、黄色になったりピンクになったりしてました。

なかなかうまく捕まえられない。





ビッグベン食べることもできるんです。

まだ諦めてない。



その後、二人とお別れして、バスに乗りました。
そしたら誰も乗ってない貸切状態。

もちろん2階の一番前を陣取る。
通い慣れた私のピカデリーサーカス。

通り慣れた、大好きな湾曲、リージェントストリート。
どこを切り取っても美しい街です。
たまに、ロンドンで自分が歩いた道を思い出したりします。
ほんとに歩いてるような速度でゆっくりと、あそこにはあれがあって、ああいう景色で、あの駅前はああいうかんじになってて、どういう温度でとか。(変態でしょ?笑)
絶対に忘れたくないんでしょうね、きっと。
自分がその街にいた空気感とか温度とかにおいとか。
今でもまだはっきりと思い出せてしまいます。


パブでプレゼントをいただいたので、開けてみました。
Noise and Sound of London、このタイトルの時点で気付かなくちゃいけなかったんです、その中身が何か。
タイトル通り、ロンドンの音と曲のCDです。
レコードフェアで買ったレコードと同じようなかんじで、ひさどめさんがロンドンの音を録音して、ナレーション付けて、曲も作ってくれて(曲はほぼショートフィルムで使われてたやつ)。
もう聴きながらニヤニヤが止まらなかったです。
私の2年、間違ってなかったなと思いました。

ビッグベンの鐘の音から、公園の音、テスコのレジの音、もちろんジャパンセンターもあります(Lucyがキャッシャーしてるのがわかる笑)、パブでのおしゃべりの音、バスのアナウンス、ハレラマに遭遇した音、ひさどめさんがやってるバンドの曲まで。
ロンドンのいろんな音が入ってます。
ビッグベンの鐘が恋しくなってもすぐに聴けます。
By The Thames Riverという曲がすんごく気に入って、ロンドンの風景が思い浮かぶような曲なので、ロンドンから日本に帰る飛行機の中、ずーっと聴いてました。
これ、ほんとに私が独り占めしてるのもったいないくらいなので、もし聴きたいという人がいたら積極的にプレゼントしますよー!


ずっと憧れだった街で2年過ごすことができて、ほんとによかったです。
行かなきゃわからなかったこともたくさんあったので、その願望を叶えた自分は褒めてあげることにします。
日本に帰ってきて半年ほど経とうとしていますが、いつ思い出してもロンドンでの時間はほんとにいいものでした。
銀行口座開設に苦労したのも、家にネズミが出たのもいい思い出です。
日本の生活に馴染もうとすると(主に仕事)、もっと英語の勉強しておけばよかったとか思うんですけどね。あぁ。
帰国後になにするっていうのもなかったので、へこんだりもしますが、それはまたそれで。

とにかく、ロンドンは私にとって素晴らしい街で、たくさんの思い出がある街です。
これからイギリスがどうなろうと、世界がどうなろうと、ビッグベンもテムズ川もあるんだから、やっぱりまたロンドンに行きたくなると思います。
私の中では世界で一番魅力的な街なので。
いやー、こんなにロンドン愛がある人なかなかいないよ(笑)
後悔も含めてすべて自分を認めてあげて、現状を楽しまねばならないと思っているところです。
自分は自分のものさしでいかねばならんのです。

You will never be completely at home again, because part of your heart will always be elsewhere. That is the price you pay for the richness of loving and knowing people in more than one place.
良い言葉。

2年間で出会った皆さま、ほんとうにありがとうございました。
これにてイギリス編終了です!
(Tax Returnのことは書こうかな)


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