2014/03/17

イギリスでの銀行口座開設

銀行口座開設、こんなに大変だなんて思ってなかった…。
まだ完成してはいませんが、大変さを知ってほしくてブログに書くわ!笑


時系列順に書きますね。

事前知識として、「学校からのレター」があれば比較的簡単に作れるというのがありました。(もしかしたらこれは私の思い込みかもしれない…)
イギリスには5個くらいの有名な銀行があって、作るならそのどれかだなということ。


1、ヨウさんにどこがオススメの銀行か教えてもらう
やっぱり長く住む人に教えてもらうのがいいでしょ!ってことで、
教えてもらったのはNatwastという銀行。


2、学校に通い始めたので「レター」をもらう
受付のお姉さんに「銀行口座開設したいんですけど…」って言ったら、作ってくれた。
重要な情報は含まれてないから写真載せちゃう。
2枚あるけど、最初に作ってもらったのは1枚です。
書いてある内容は、「あなたはここの学校の生徒で、いつからいつまでのコースで…」っていうこと。
Full timeの学生って書いてあるけど、1日3時間・週5日でもフルタイムって言えるんだって思った。
実際には、こんな簡単な内容で大丈夫なの!?と思った(笑)
でも、学校に作ってもらったからいいかと思って、銀行に飛び込みました。


3、学校の近くのNatwest銀行へ行く
「銀行口座開設したいんですけど…」と学校からもらったレターを差し出しました。
そしたらお姉さん、携帯で学校に電話かけて何か確認してる。
「住所を証明できるもの持ってる?」ってきかれて、
「ない」って言ったら、「それだと開設できないから隣の銀行行ってみて」って。

やっぱり住所の証明っていうのが、ネックになると思ってました!笑
一体なにが住所の証明(Proof of address)にあたるのかというと、公共料金の支払い請求書など…よくわからん。
というか、ルームシェアしてる人にとってこれってすごく難しいと思うんだが…。
(ちなみに私、イギリスに来てまだ家賃払ってない…笑)


4、すぐ隣のHSBCに飛び込んでみる
ほんとにすぐ隣にHSBCっていう銀行があったのです。
イギリスにいる、もこさんもここの口座持ってるって言ってたし、
ヨウさんオススメのとこじゃなくなっちゃうけど、いいか!
「銀行口座開設したいんですけど…」と言って、学校からのレターも見せました。
やっぱり「住所の証明は?」って聞かれたから「持ってない…」って答えるしかないじゃん…。
でももうちょっと押してみて、今度はパスポートも見せて「2年のビザ持ってるの!」ってアピールしてみた!笑
「学校は5月末までだけど、そのあと何するの?どんな仕事するの?」って聞かれたから、
「ショップアシスタント…」と答えました。
そしたら、お姉さん考え出して、「ちょっと待ってて」と言って誰かに確認しに行った。
もしかしたら行けるかも!!!と期待する私。
結果、「あなた2年のビザ持ってるし、私の同僚がなんとかしてくれるから、ここで並んで待ってて」って!
やったー!!!!
今度はお兄さんに「銀行口座が作りたくて、学生で、学校からのレターもあって、2年のビザも持ってるよ」っていうのを説明しました。
が、「学校からのレターが正しいフォームじゃない」ってことでダメ出しくらいました…。
ガーン…さっきのお姉さんイケるっぽいこと言ったじゃん!!(って英語でなんて言うんだろう…笑)
そしたらこんな紙くれました。
こういうレターヘッドじゃないとダメってことらしい。
でも私、それがよくわからんくて、その銀行専用の紙があるんだなーって思ってた。
たしかに学校の受付の人も「どこの銀行の口座作るの?」って聞いてきたしな。


5、学校でレターを作り直してもらう
学校の受付の人(今度は無愛想な人だった)に「銀行行ったら口座作れなくて、こういう紙でレター作れって言われた」っていうのを伝えて、
もう一回作ってもらったのが、1枚目の写真の右側のやつ。
この前もらったのと同じだし…てか、誕生日違ってるし!!
微妙に内容も違うし、雛形とか無いんかい!!
「この紙で作れって言われたんだけど…」って言ったら、「私たちの学校はこれが正しいレターヘッドなの!」って言われました。
もうすでによくわからんことになった…。
レターヘッドとか、別にどうでもいいじゃんね(笑)


6、もう一度HSBCに行ってみる
「銀行口座が作りたくて…」どうのこうの説明して、学校からのレターも見せました。
そしたら今度は、「日本で銀行口座持ってた?日本の住所証明できるものある?」って聞かれました。
もちろん日本の銀行口座は持ってます。
ここでもう一つの問題が。日本の住所を証明できるのもが日本語で書いてある、日本の運転免許しか持ってないってこと。
もちろんお姉さん、日本語読めないから、すごく丁寧に日本語がわかる人が居る支店を2つ教えてくれました。
わざわざ営業時間まで書いてくれた。
ひとつがリージェントストリートにある支店、もうひとつが中華街にある支店でした。

ここで、もしこの免許が英語で書いてあったら作れたのかな?って疑問が。
私、日本でひとつ準備をサボったことがあって、「国際運転免許証」の取得。
免許の更新はしたけど、国際運転免許の取得はしなかったんだよね(めんどいしお金かかるから笑)
イギリスでは、日本の有効な運転免許を持っていれば、英国のものに切り替えられます。
だからわざわざ国際運転免許いらないなーと思ったんだよね。
でも、イギリス来て2日目くらいに、日本大使館に行って、在留届を出したときに、
イギリスの免許への切替の詳細が記載されてる紙があって、
それ持ち帰って、ヨウさんに「免許切り替えるべき?」って聞いたら、
「イギリスで運転するの?」「しない」ってことで、要らないという結論になったのでした。
このとき、手続きしてればよかったのかもしれないけど、パスポートを2週間とか1ヶ月くらい?手放さなきゃいけないのと、郵送で返ってくるっていうのが心配で…。
だから、もし国際運転免許証に日本の住所が英語で書いてあれば、口座開設できたかもしれない…。


7、日曜も営業してる&日本語わかる人がいる中華街のHSBCに行ってみる
実はこれまで、銀行に行った時間が微妙な時間で、
授業が始まる45分前とか、銀行の営業終了時間の30分前とか、お互いにあまりよくない時間に行ったというのも口座開設に時間がかかった要因かもしれません。
なので、日曜もやってると教えてもらった、中華街の銀行に行きました。
そのほうが時間もあるし!
(午後の授業を取ってしまうと、こういう手続き系がめんどい…)
で、行ったら日曜は口座開設は受け付けてないんだと!!
さらに、学校からのレターがまた問題になって、この形だと情報がなさ過ぎるみたいな。
私はてっきり、あとは日本の住所が証明できればOK→だから日本語がわかる人がいる支店を紹介されたと思ってたから、もうわけわからん…。
たしかに日本語がしゃべれる中国人のお姉さんいたけど、(もちろん中国語的な日本語)
やっぱりこのレターじゃダメ、この形で書き直してもらってくださいってサンプルくれました。

また振り出しに戻った…。
学校の受付の人、愛想悪いからお願いするのイヤなんだよな…笑
てか、みんながみんな言ってることが違いすぎるやん!!!
最初のお姉さんは、2年のビザ持ってるから出来るよって、
その次のお兄さんは、レターヘッドが違うって、
その次のお姉さんは、日本語の住所が読めないからって日本語がわかる支店を紹介して、
今度はまた、学校からのレターの内容ですか。
学校からの何かしらの手紙があればできると思ってたのに…。

まぁでも、学校の受付の人にお願いするしかないか。
その前に、もうひとつ日本語がわかる人がいる支店教えてもらったじゃん!


8、日本語がわかる人がいるというリージェントストリート支店に行ってみる
最後の望みをかけて(笑)
またいつもと同じ説明をするのです。
「銀行口座が作りたくて、学生で、2年のビザ持ってて…」と。
そしたら今回はすぐに机のあるほうに案内してくれた。
今までは受付?のところで、ああだこうだしか言ってなかったから、お!と思う。
これが学校からのレターで、パスポートも見せて、ここに日本語がわかる人がいるって教えてもらったから来た、とお兄さんに伝える。
お兄さん何かを確認しに行って「ここには日本語のわかる人いないよ」と…。
ガビーン…!!!!!
もうショックすぎて、これまでにHSBCで言われたことを全部そのお兄さんに言った。
もちろん、つたなすぎる英語で。
みんなもっと簡単そうにやってるのに、どうして出来ないの!?と思って、お兄さんの前で大泣きする(笑)
(お兄さんはなにも悪くないのにかわいそう…笑)
日本語の運転免許も見せて、やっぱりそれが日本語で書いてあって読めないから、作れないって。
英国の運転免許もってたら、すぐに作ってあげれるんだけどねってこと言ってた。
ってことは、学校からのレターはあの簡単なやつでいいんか?
大泣きする私に「大丈夫、中華街の支店がこのレターを学校に作ってもらえって言ってたなら、できるから!」って励ましてくれました。


9、学校にレターを作り直してもらう
またかよ、めんどいな。
学校の受付の人、英語ができない私をバカにしてるかんじがして嫌いなんだよな!と思いながら学校に向かう。
そしたら、新しい可愛い女の人がいて、ほぼサンプル通りのレター作ってくれた☆
その中華街の支店からもらったサンプルをお姉さんに渡したままで返してもらうの忘れてたから、授業の休み時間に「返して?」って言いに行ったら、「要らないと思って捨てちゃった」って。
(そのとき対応してくれたのは別の人で、そいつは明らかに私のことバカにしてる、と思う。英語がしゃべれないから語学学校来てるのに、さっきのお姉さんに電話して、英語がしゃべれなくてよくわからないんだって言う必要なくない?語学学校で働いてるのに、ゆっくりしゃべろうともしてくれない、それがこの国の文化なの!?なんかむかつくわー)
捨てちゃったって、確認もせずに捨てるなんて…。
忘れた私が悪いんか。
まぁサンプルだからいいか…。


10、もう一度、中華街のHSBCに乗り込む
今度こそ!!と思ってね。
新しく作ってもらったレターには、いつからいつまでの学生で、イギリスの住所と、日本の住所(英語)が記入されています。
これで大丈夫でしょ!!と思って、レター渡したら「来い」と。
机まで案内してくれて、いろいろ聞かれる。
「学校は5月までだけど、それが終わったら何するの?」とか。
実はこのとき、イギリスでのバイト先が決まりまして、そこは給料が銀行振込なので銀行口座が必要だし、学校終わったら「働く!」と堂々と言えた!
バイト探し編はまた書こうと思います。

でも、採用ですって言ってくれたのはメールだし、しかも日本語だし、
「いつから働くっていう証明は?」と言われて、またしても「無い」と答えるしかありませんでした。
そしたら、前に会った日本語しゃべれるお姉さんが出て来て、マネージャーと何か話している。
「前にこのレター書いてもらってくださいって言ったのはたしかだけど、学校に行く期間が3ヶ月っていうのは短すぎるから、バイト先からのレターをもらってください」って。
はぁ?????
それはわかるけど、なんでそんなことしなきゃいけないの?前にこの紙があれば出来るって言ったじゃん!
と思って、それを伝えたら、
「学生って言ったから、半年とか1年くらい学校に行くものだと思ってた」って。
というか、前に会ったときに見せた紙に学校行く期間書いてあったやん!
そしたら「期間まで見てなかった」って。
なに!?!?!?と思って、ほぼクレーマーのようなかんじで、今まであったことをすべて言いました。
「結果、どうやったら口座開設できるの?!」って。
日本語わかる人だから、ここは日本語よ。
そしたら、そのお姉さん、私が日本語で言った事を英語と中国語で上司であるマネージャーに通訳してくれました。
マネージャーは英語で、私に対して「すいません」ってことを丁寧に言ってくれたんだと思う。
でもやっぱり、バイト先からのレターがないと出来ないってことを言ってたんだと思う。
もう英語よくわからんわ。
お姉さんは日本語に通訳してくれて、やっぱりレターがないと出来ないって。なんか何度もすいませんねって。
私はイラッとしてることを全面に出していたので、それを見かねたお姉さんは、
「あとはバイト先からのレターを提出するだけのところまで手続きしましょうか」と言ってくれた。
「お茶かコーヒーでも飲みますか?」とも言ってくれた。

もう一人の男の人が対応してくれたんだけど、
日本語がわかるお姉さんは、私に対しては日本語、同僚に対しては中国語と英語を使っていました。
お姉さん、めっちゃ頭の良い人なんだろうなーと感心した。

「バイトは週にどれくらいの時間働くのか、時給はいくらか」
「日本からの送金は円かポンドどちらか」
「年に何回、いくら送金されるのか」
「口座には最初にいくら入れようと思ってるのか」
ってことを細かく聞かれました。
バイトはまだ始まってないし、日本から送金するとかよくわからんし、ちょっと適当に答えてしまった…笑

私が作れた口座は、ATMは使えて、インターネットバンキングも使えるけど、窓口業務は受けれないよってやつです。
おそらく、みんなそうなのかな…?

これで、あとはバイト先からのレターを提出するだけになりました!
カードとか口座番号とかは、レター提出後に郵送してくれるそうな!



というわけで、ここまでくるのに2週間かかりました。
私みたいに英語よくわからんけどワーホリ行くって人、おそらく学校に通うと思うんだけど、3ヶ月は「学生」と言えるには短すぎるみたいです。
たしかにそうだよね、1日3時間とかだもんね。
私みたいな半ニートには銀行口座開設はとっても難しかったです。
途中で、どうして銀行口座が必要なんだろう…とも思い始めました(笑)
というか、そんなに焦らなくてもよかったのかな?

留学生だったら、もっと簡単にできたんだろうな…。
日本人がいない語学学校ではこういうこともあるんだろうなーと思います。
ヨーロッパからの学生を多く受け付けてると、銀行口座開設の書類とか必要ないもんね。

口座開設に必要(?)なものをおさらいすると、
1、学校からのレター(イギリスの住所、日本の住所を英語で)
2、パスポート(2年のビザ持ってます)
3、運転免許証(日本の住所が英語で書かれてたらなお良し、英国の運転免許が最良)
4、バイト先からのレター

結果的に、なんの書類が必要だったのかは、よくわかりません。
日本の住所を英語で証明できたらよかったのかもしれないし。
学校からのレターもどんな形のものが最良なのかもよくわからんし。
私の場合は、学校とのコミュニケーションが上手く取れてないってのがダメな点。
ただラッキーだったのは、バイト先が決まったってことかも。
働く先は決まってない、でも口座が欲しいってときは、英国の運転免許に切り替えればできるのかも。
また銀行によっても違うのかもしれないし。
ピカデリーにあるロイズ銀行はゆるいっていうウワサ。
でも、対応してくれる人によるのかもしれないし…。


こういうところでも文化の違いを感じるのでした。
「外国人」として暮らすって難しいねー。


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2 件のコメント:

  1. はじめまして^^Kanakoと申します。Yuukiさんと同じように、ワーホリで2年間ロンドンに滞在していたものです。
    銀行口座の開設、もうできましたか?
    もしHSBCでまだ難しいようでしたら、Lloyds BankかTSBに行ってみてください。
    ここなら日本のパスポートだけで開設できます。
    実際にわたしはパスポートだけで現住所の証明がなくても開設できました!
    それもこれも、それぞれのHPに記されているので、銀行の人になんやかんや言われても、そのページを見せれば、それならば仕方無いという雰囲気で作ってくれました^^
    参考までにそのページをリンクしておきますね。
    Lloyds Bank→http://www.lloydsbank.com/legal/proof-of-identity.asp
    TSB→http://www.tsb.co.uk/stand_alone/proof_id.asp
    すでにHSBCで開設できていればよいのですが^^
    これから仕事も始まって、より充実した2年間になるといいですね♪
    楽しんでください★

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    返信
    1. はじめまして!コメントありがとうございます!!
      そうなのですね!!!!!!その情報早く知っていれば…笑
      ご丁寧にありがとうございます!!
      HSBCでなんとか開設できたみたいです!笑
      インターネットバンキングはまだ出来てないので完了とか言えませんが…。

      ブログ、チラッと見させていただきました!
      なんか素敵でした☆
      私も充実したワーホリ生活過ごしたいです!

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